男女の出会いを、ビジネスにたとえると
出会いでの男女の出会いを、ビジネスにたとえると、男性は「売り手」で女性は「買い手」であると前に書きましたが、一般的に「買い手」というものはわがままなものです。
売り手の方が「買ってもらう」立場なので仕方がないことではあるのですが……セールスの仕事をしたことがある人なら誰しも、客に待たされたり、突然電話がかかってきて無茶な要求をされたり、値引き交渉を持ちかけられたり、相手に振り回された経験があるのではないでしょうか。
とはいえ、現実的には、いくら相手が買い手だといっても、あまりに行き過ぎた要求をされる場合は、むしろ取引が成立しても利益にならないばかりか、関わることで今後余計なトラブルに発展する危険性もありますから、「取引を断る」という選択もあり得ます。
買い手の側も一方的に要求を飲ませようとするだけでは得にならないのです。これがビジネス上での駆け引き、というわけです。
同じことは出会い系サイトでの男女関係においても言えると思います。
基本的に売り手である女性の方が立場は上ですから、わがままを言う人もいますし、男性も自分を受け入れてもらうために、あえてそのわがままを許容し、振り回されてしまう人も多いことでしょう。
ただ、ビジネス上での取引先のわがままとは違う面もあります。
ビジネスにおける買い手のわがままというのは「自分の側が実利を得るための要求」であることが多いのに対して、出会い系サイトでの女性のわがままというのは「得をしたいから」するわがままではないのです。
むしろ、女性自身は自分自身がわがままを言っているとは自覚していない場合すらあります。
男性にとっては、身勝手でわがままに見える言動も、女性にしてみたら無意識のうちに相手を試す(反応を見る)ためにしていることであったり、「これくらいは甘えさせてくれるだろう」という、男性の度量への期待であったりします。
その辺は、男性と女性の捉え方の違いによるものなのです。
ですから、女性のわがままが気になってしまう時は、相手にそれを指摘して改めさせようとする前に、女性の側の視点でなぜ彼女がそういう言動をするのかを考えてみるといいかもしれません。
ついつい男性は、男性としての視点だけで女性を分析しようとしてしまいますから(同じことは女性の側にも言えますが)、異性の視点になって考えてみることで、なるほど、と納得できることも多々あるのです。
改めて女性の視点で彼女のわがままの理由を分析してみたら、実は「あなたの気を引きたいから」といった、とても可愛らしい理由だった、ということもよくあったりするのです。